医療脱毛後の汗の変化
医療脱毛機関でムダ毛を脱毛すると、それは永久脱毛に至ります。そして多くの人は脱毛後に汗の質が変わったと感じます。しかし実のところ、汗の質そのものが変化することはありません。医療脱毛後に汗に変化がみられると多くの人が感じるのには理由があります。まず汗を出す汗腺の多くは毛穴付近に存在します。そして医療脱毛を行うことで汗腺付近のムダ毛が無くなり、汗は何にも邪魔されずに流れることになります。
これまでは汗腺付近にあるムダ毛が汗が出るのを邪魔し、それがスムーズに排出されることはありませんでした。しかしムダ毛が無くなることで汗は汗腺からダイレクトに皮膚に流れるようになります。これまでになかったこの感覚が、医療脱毛後の汗の質が変化したという錯覚を生じさせるのです。
医療脱毛後の汗の量
医療脱毛後の汗の量が変化することはありません。しかし先にも述べたように、これまで毛穴に存在していたムダ毛が無くなることによって汗は皮膚上にダイレクトに流れるようになります。そのためこのような状況が医療脱毛後に汗の量が増えたという錯覚を生じさせるのです。またムダ毛が存在していると皮膚上に流れ出た汗がムダ毛に付着します。このような状況は汗が流れるのを防ぐことになります。
しかしムダ毛が無くなれば皮膚上に流れた汗は障害物のない坂道を伝う水滴のようになり、そのまま流れ続けます。このような状況を目にするとき、医療脱毛後の汗の量が増えたと勘違いしてしまうことがあるのです。汗の量は変わりませんが、医療脱毛することで汗が目立つようになることもありますので、暑い季節にはハンカチや着替えを持参することが必要です。
医療脱毛後の汗の臭い
多くの人は医療脱毛後に汗の臭いが無くなったと感じます。この点に関しては事実です。まず汗の臭いは汗そのものから発せられているわけではありません。皮膚上にはたくさんの雑菌が生息しているわけですが、これらは汗を餌として増え広がります。そして汗の成分をこれらの雑菌が分解するときに悪臭が発せられるのです。
雑菌の多くは毛穴に潜んでいます。しかし医療脱毛によってムダ毛を永久脱毛することで、毛穴を清潔に保つことができます。またムダ毛の無くなった毛穴は徐々に塞がってくるために、雑菌の潜む場所が無くなっていくのです。そのため汗がそれらの雑菌によって分解されることがなくなり、汗臭さが無くなるのです。特にワキなどよく汗をかく部分を医療脱毛した場合、体臭に大きな変化がもたらされることがあります。